
頤和園
Beijing Shi
頤和園は、別名「頤和園庭園」とも呼ばれ、北京に位置する湖や庭園、宮殿が広がる大規模な複合施設です。清朝時代に建設され、約2.9平方キロメートルの敷地を持ち、そのうち昆明湖が約4分の3を占め、寿山は約60メートルの高さを誇ります。敷地内には3,000以上の古代中国建築があり、4万点以上の歴史的遺物を収蔵し、何世紀にもわたる皇室の芸術と文化を映し出しています。南中国の庭園に触発され、自然の丘や水と人工の亭、堂、寺院、橋などを巧みに組み合わせ、中国の造園美術の傑作を成しています。1860年の英仏連合軍の侵攻による被害後、19世紀後半に西太后の下で大規模に再建され、豪華な避暑地かつ政治の中心地へと変貌を遂げました。数千の絵画で飾られた長廊、壮麗な仁寿殿、そして象徴的な仏香閣が有名です。現在はユネスコ世界遺産に登録され、中国の皇室の壮麗さと精緻な庭園芸術の象徴となっています。
ヒント: 頤和園を訪れるのに最適な時期は、気候が穏やかで庭園が最も鮮やかになる春と秋です。特に観光のピークシーズンには、長い列を避けるために事前にチケットを購入することをおすすめします。学生や高齢者は割引を利用できます。敷地が広大で多くの散策路や階段があるため、歩きやすい靴を履いてください。早朝の訪問は混雑が少なく、静かな雰囲気を楽しめます。
興味深い事実
- •頤和園の敷地面積は約2.9平方キロメートルで、その4分の3が水面で覆われています。
- •昆明湖は完全に人工の湖で、寿山を築くために掘り出された土で作られました。
- •頤和園の長廊は700メートル以上の長さがあり、14,000点以上の絵画で装飾されています。
- •仏香閣は高さ41メートルで、頤和園内で最大の建物です。
- •頤和園は北京に水を供給する南水北調プロジェクトの終点です。
- •敷地内には3,000以上の古代建築と4万点以上の歴史的遺物が収蔵されています。
歴史
頤和園の起源は1153年の金朝にさかのぼり、現在の香山と呼ばれる地域に最初の宮殿が建てられました。元朝時代には昆明湖となる湖の水利工事が行われました。明朝では湖の周囲に皇室の庭園や宮殿が整備され、王室の避暑地として発展しました。清朝の乾隆帝は湖を拡張し、1764年に元の頤和園(清漪園)を完成させました。1860年の英仏連合軍の侵攻で破壊されましたが、19世紀後半に西太后の下で再建され、「頤和園」と改名され、豪華な皇室庭園かつ政治の避暑地として利用されました。その後も度重なる修復を経て、現在は公園として開放され、ユネスコ世界遺産に登録されています。
場所ガイド
寿山(ワンショウシャン)
高さ60メートルの丘で、堂、亭、寺院など美しい建物が連なり、昆明湖や宮殿の全景を望めます。
昆明湖
約2.2平方キロメートルの広大な人工湖で、杭州の西湖を模して設計され、仙人の伝説の島を象徴する3つの島があります。
長廊18世紀
700メートル以上にわたる屋根付きの回廊で、中国神話や文学、風景を描いた何千もの色鮮やかな絵画で飾られ、宮殿の各所を結んでいます。
仁寿殿1750
1750年に建てられ、1886年に再建されたこの殿は、西太后と光緒帝が皇室の政務を行い、来客を迎えた場所です。
仏香閣18世紀
高さ41メートルの三層八角形の塔で、礼拝に使われ、頤和園全体のパノラマビューを楽しめる象徴的な建造物です。
連絡先
電話: 010 6288 1144