
ヨハネスブルグ美術館
Gauteng
ヨハネスブルグ美術館(JAG)は、ヨハネスブルグ中心部のジョーバートパークに位置する南アフリカを代表する美術館です。1915年に設立され、サー・エドウィン・ラチンスによって設計されました。15の展示ホールと彫刻庭園を備えています。コレクションは17世紀のオランダ絵画、18・19世紀の英国およびヨーロッパの美術、19世紀の南アフリカの重要作品、そして20世紀の地元および国際的な現代美術を含む大規模な現代コレクションを網羅しています。著名なアーティストにはオーギュスト・ロダン、パブロ・ピカソ、クロード・モネ、ジェラール・セコト、ピアニーフが含まれます。1940年には南アフリカで初めて黒人アーティストの作品を取得し、多様性への取り組みの進展を示しました。文化的に重要な施設である一方で、維持管理の不備や建物の老朽化といった課題にも直面しており、Friends of JAGのような地域コミュニティによる保存活動が行われています。また、公共芸術プロジェクトや教育プログラムを通じて都市再生や地域交流にも重要な役割を果たしています。
ヒント: 訪問前に美術館の開館時間を確認し、Friends of JAGが提供するガイドツアーや講演会を予約するとより充実した体験ができます。寄付やFriends of JAGの会員になることで、限定イベントや割引を利用可能です。企画展や公共芸術イベントの開催時期が特におすすめです。維持管理の問題により一部の展示室が閉鎖されている場合があるため、最新の開館状況を事前に確認することを推奨します。
興味深い事実
- •ヨハネスブルグ美術館はかつてアフリカ大陸最大の美術館でした。
- •ケープタウンのイジコ南アフリカ国立美術館を上回る規模のコレクションを所蔵しています。
- •1940年に黒人アーティスト、ジェラール・セコトの「Yellow Houses」を購入した南アフリカ初の美術館です。
- •建物は著名な建築家サー・エドウィン・ラチンスによって設計され、彼はニューデリーの一部も手がけています。
- •2023年にオッペンハイマー家が美術館の劣化を理由に所蔵品をブレントハースト図書館に移しました。
歴史
ヨハネスブルグ美術館のコレクションは、館の建物完成前の1910年にウィットウォーターズランド大学で初めて一般公開されました。サー・エドウィン・ラチンス設計、ロバート・ハウデン監督のもと1915年に開館。1940年代と1986-87年に増築され、後者はマイヤー・ピーナール&アソシエイツが設計しました。コレクションはサー・ヒュー・レーンが始め、レディ・フローレンス・フィリップスとその夫によって充実されました。1940年には黒人アーティストの作品を初めて取得し、歴史的な節目となりました。近年は維持管理の不備や自治体の課題により劣化が進み、地域コミュニティによる保存活動が活発化しています。
場所ガイド
メイン展示ホール1915
17世紀のオランダ絵画から現代の南アフリカ美術まで、多様なコレクションを展示する15の展示ホール。
彫刻庭園1915
オーギュスト・ロダンやヘンリー・ムーアなど著名なアーティストの作品を展示する屋外彫刻庭園。
版画キャビネット
15世紀から現代までの版画を専門に収蔵し、カミーユ・ピサロやエドガー・ドガの作品も含まれています。
連絡先
電話: 011 375 5125