ラッカの大モスク

ラッカの大モスク

Ar Raqqah

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ラッカの大モスクは、別名アル=カディム・モスクとも呼ばれ、ラッカ市中心部の北側に位置する古代のイスラム遺跡です。西暦772年にアッバース朝のカリフ、アル=マンスールの時代に建設され、厚い泥レンガの壁と角に半円形の塔を持つ大きな長方形の構造が特徴です。礼拝堂の正面は11のアーチで飾られており、西暦1165年にヌール・アッディーン・ザンギによって改修されました。現在は多くが廃墟となっていますが、高さ25メートルの焼きレンガ製ミナレットは残っています。歴史的には、ムハンマドの仲間であるワビサ・イブン・マアバド・アル=アサディに捧げられた小さな聖堂がありましたが、近年の紛争で破壊されました。モスクの中庭はかつて他の墓地に行けなかった住民のための墓地としても使われていました。建築の細部にはスタッコ装飾や円柱状の支柱による回廊があり、アッバース朝の設計理念を反映しています。シリア紛争中に被害を受けたものの、このモスクはシリアにおける初期イスラム建築の重要な文化的歴史的記念碑として残っています。

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ヒント: 訪問者はラッカの現在の治安状況を考慮し、訪問計画前に現地の情報を確認することをおすすめします。安全と視認性のため、日中の訪問が最適です。モスクは廃墟状態のため、立ち入りが制限される場合があり、地元当局や文化団体を通じてガイドツアーを手配することが推奨されます。入場料の情報はありませんが、文化的・宗教的な意義を尊重することが重要です。

興味深い事実

  • モスクの焼きレンガ製ミナレットは高さ25メートルで、元の建物の数少ない現存構造の一つです。
  • 礼拝堂の正面にある11のアーチは、12世紀のヌール・アッディーン・ザンギによる改修時に追加されました。
  • モスクの中庭は、他の墓地に行けなかった住民のための墓地として使われていました。
  • 1836年に建てられたオスマン朝時代の聖堂は、2013年から2014年のISIS支配期間中に破壊されました。
  • モスクの壁は泥レンガで作られ、半円形の控え壁の塔があり、これは典型的なアッバース朝建築の特徴です。

歴史

772

ラッカの大モスクは、西暦772年にアッバース朝のアル=マンスールの時代に創建されました。西暦1165年にはヌール・アッディーン・ザンギによって大規模な改修が行われ、礼拝堂の11のアーチが追加されました。モスクには元々、イスラムの著名人物であるワビサ・イブン・マアバド・アル=アサディに捧げられた聖堂が含まれていました。何世紀にもわたり、宗教的かつ地域社会の中心として機能しました。近年では、特に2013年からのISIS支配時にオスマン朝時代の聖堂が破壊されるなどの被害を受け、2017年のシリア民主軍による軍事作戦でもさらなる損傷がありました。現在はほとんど廃墟となっていますが、ラッカのイスラム遺産の象徴として残っています。

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