
セント・アンドリュー大聖堂
Central Singapore
セント・アンドリュー大聖堂は、シンガポールの中心業務地区の中心部、シティホール近くに位置し、シンガポール教区の主要な英国国教会の大聖堂です。1836年にこの地に最初に設立され、現在のゴシック・リバイバル様式の建物は1856年から1861年にかけて完成し、ロナルド・マクファーソン大佐の設計によるものです。この大聖堂は27の教区と55以上の会衆の母教会として機能し、シンガポールのキリスト教コミュニティにとって精神的かつ文化的なランドマークとなっています。建築的には特徴的な尖塔を持ち、植民地時代の建築手法を反映してインドの囚人労働者の協力で建設されました。大聖堂は第二次世界大戦中に緊急病院として使用されるなど重要な歴史的出来事を目撃し、1973年には国の記念建造物に指定されました。戦争で亡くなった人々を追悼するメモリアルホールをはじめ、リビアベルなどの歴史的遺物も所蔵しており、リビアベルは現在シンガポール国立博物館に展示されています。大規模な修復を経て、2023年に大聖堂の身廊が再奉献され、活気ある礼拝と地域の集いの場としての役割を維持しています。訪問者はシンガポールの都市景観の中で静かな雰囲気を体験でき、多言語での礼拝や様々なミニストリーが提供されています。
ヒント: 訪問者は大聖堂の活気あるコミュニティ活動を体験するために礼拝に参加することをお勧めします。静かな体験を望むなら平日、礼拝を体験したいなら日曜日の訪問が最適です。大聖堂の歴史や建築を詳しく知るためには事前にガイドツアーを予約するのが良いでしょう。団体や学生向けの割引や優待もあります。公共交通機関でのアクセスが便利で、近隣に駐車場もあります。
興味深い事実
- •大聖堂の元の鐘であるリビアベルはマリア・リビア・バレスティア夫人によって寄贈され、現在はシンガポール国立博物館に所蔵されています。
- •大聖堂は第二次世界大戦中のシンガポール陥落時に緊急病院として使用されました。
- •大聖堂の尖塔は建設中に発見された基礎の制約により、当初計画よりも軽量に設計されました。
- •現在の大聖堂建設にはインドの囚人労働者が動員されました。
- •セント・アンドリュー大聖堂は1973年6月28日にシンガポールの国の記念建造物に指定されました。
歴史
最初のセント・アンドリュー教会は1836年にジョージ・ドラムグール・コールマンのネオクラシカル様式で建てられましたが、構造上の問題により1855年に取り壊されました。現在のゴシック・リバイバル様式の大聖堂は1856年から1861年にかけてロナルド・マクファーソン大佐の設計で建設され、ジョン・F・A・マクネア少佐らによって完成されました。1862年に献堂され、1870年に英国国教会教区の大聖堂教会となりました。第二次世界大戦中は緊急病院としての役割を果たし、1973年に国の記念建造物に指定されました。1952年のメモリアルホールの追加や2023年の最近の修復工事など、数十年にわたり重要な拡張と修復が行われています。
場所ガイド
身廊と聖所1861
礼拝が行われる大聖堂の中央部分で、修復されたゴシック・リバイバル様式の建築要素やステンドグラスが特徴です。
メモリアルホール1952
第二次世界大戦で亡くなった方々に捧げられたホールで、戦争の犠牲を記念し、大聖堂の一部を成しています。
南翼廊と北翼廊1952年(北翼)、1983年(南翼)
もともとは馬車のポーチとして建てられたこれらの翼廊は、ホールや会議室、事務所を含む拡張がなされ、大聖堂のコミュニティ機能を支えています。
連絡先
電話: 6337 6104