
カールスタード大聖堂
Värmlands län
スウェーデンのカールスタード中心部、ティングヴァッラ島にあるカールスタード大聖堂は、1723年から1730年にかけて建てられた著名な教会です。設計は石工の名匠クリスチャン・ハラーによるもので、控えめなバロック建築様式を示し、厚い白塗りの石壁とレンガの装飾が特徴です。もともとはギリシャ十字形の中央プラン教会として建てられ、丸アーチの窓や開口部が設けられています。後に西側に塔が追加され、建物はより十字形の特徴を帯びるようになりました。19世紀には新古典主義の要素も取り入れられています。カールスタード司教区は1647年にクリスティーナ女王によって設立され、1772年からこの大聖堂が司教の座となりました。現在の大聖堂は、火災や洪水のリスクにより被害を受けたティングヴァッラ島の以前の教会に代わるものです。内部には17世紀および18世紀初頭のシャンデリアや塔に保存された木製の天使像など、以前の教会からの調度品や遺物が残っています。川岸近くで頻発する洪水や火災を避けるために高台に建てられたこの教会は、地域の宗教的かつ歴史的な重要なランドマークとして、何世紀にもわたる教会の伝統を反映しています。
ヒント: 訪問者は大聖堂の建築の細部や内部の遺物をじっくり鑑賞できるよう、通常の昼間の時間帯に訪れることをおすすめします。特に混雑する季節や宗教行事の際には、チケットの購入やガイドツアーの事前予約が推奨されます。大聖堂では高齢者、学生、団体向けの割引がある場合もあります。最新の開館時間や特別イベントについては公式ウェブサイトを確認するか、直接電話で問い合わせるとより充実した訪問が可能です。
興味深い事実
- •大聖堂のシャンデリアには1642年と1703年のものがあり、どちらも以前の教会から救出されたものです。
- •塔に保存されている木製の天使像は最初の教会からのもので、元の塗装は失われています。
- •大聖堂はクララエルヴェン川デルタの洪水リスクを避けるために選ばれた高台のラグベルゲットに建てられています。
- •大聖堂を建てた石工のクリスチャン・ハラーはザクセン選帝侯領出身で、近隣にも同様の教会を建設しています。
- •大聖堂の元の設計は西側の塔のない厳格なギリシャ十字形でしたが、19世紀に塔が追加されました。
歴史
ティングヴァッラ島に最初に建てられた教会は14世紀に遡りますが、1616年に焼失しました。同じ場所に再建された2代目の教会は1647年に大聖堂に指定されましたが、1719年に火災で破壊されました。現在の大聖堂は1723年から1730年にかけて、監督官ヨハネス・ステウキウスと石工の名匠クリスチャン・ハラーのもとで建設され、洪水を避けるためにより高い場所に移されました。1730年に献堂され、1772年に司教座となりました。19世紀には新古典主義の特徴が加えられ、西側の塔が建てられ、元の厳格なバロック様式の中央プラン設計が変化しました。
場所ガイド
主祭壇と中央交差部1723-1730
大聖堂の内部は、ギリシャ十字の各腕に高い丸アーチ窓を配したオリジナルのバロック中央プランのレイアウトを保存しており、明るく調和の取れた空間を作り出しています。
西側の塔19世紀
19世紀に追加された西側の塔は、大聖堂に現在の十字形の外観を与え、元の教会から保存された木製の天使像を収めています。
歴史的なシャンデリア1642年と1703年
大聖堂内には2つの注目すべきシャンデリアが吊るされており、北側の十字の腕には1642年のもの、西側の腕には1703年のものがあり、どちらも以前の教会から救出されたものです。
遺物と織物17世紀と18世紀
大聖堂には、1705年に金の花模様が刺繍されたコープや、名工J.F.シュトラウブと職人W.スメドベリによる教会用銀器など、いくつかの歴史的な遺物が収蔵されています。
連絡先
電話: 054-14 14 00