West Coast Wilderness Trail
West Coast
West Coast Wilderness Trailは、ニュージーランド南島にある全長139キロのサイクリングルートで、北のグレイマウスと南のロスの町をつなぐよう設計されています。ニュージーランド・サイクルトレイルプロジェクトの一環として、観光促進と地域活性化を目的に作られました。海岸沿いの道、川の渡り、歴史的なトラムライン、アルパインバレーなど多彩な風景が楽しめます。難易度は易しいから中級まであり、歴史的なタラマカウ川橋や最高地点のカワカ峠などの見どころがあります。ゴールドラッシュ時代の水路や西部開拓時代の町を再現した「カウボーイ・パラダイス」など文化的・歴史的なスポットも点在。完成により地域コミュニティが活性化し、西海岸の自然美と遺産を独特の方法で体験できます。
ヒント: コースは北から南へ3~4日かけて走るのがおすすめで、多様な区間を存分に楽しめます。特に南側のロス方面の整備状況は事前に確認し、チケットやパスがあれば早めに購入すると良いでしょう。グループ割引や複数日パスの割引もあります。訪問に適した季節は暖かい時期で、トレイルの状態が最も良好です。
興味深い事実
- •このトレイルには南島で最後の併用道路・鉄道橋であるタラマカウ川橋が含まれています。
- •カワカ峠は標高317メートルでトレイルの最高地点です。
- •トレイルはマヒナプア湖近くのWest Coast Treetop Walk(樹冠歩道)も通ります。
- •一部区間は西海岸のゴールドラッシュ時代に使われた古いトラムラインに沿っています。
- •このプロジェクトはサイクルツーリズムを誘致し、地域の町を活性化することを目指しています。
歴史
West Coast Wilderness Trailは、ニュージーランド・サイクルトレイル構想の一環として、国政府とグリーン党の共同プロジェクトで設立されました。グレイマウスからホキティカまでの最初の区間は2013年11月23日に正式オープン。西海岸地域の観光と経済活動の活性化を目的に段階的に整備が進められ、最終区間のロス方面は2015年10月頃の完成を目指しました。総事業費は860万ニュージーランドドルで、政府とDevelopment West Coastが資金を提供。維持管理は地元の地区議会が担当しています。
場所ガイド
グレイリバー堤防と歴史的な鉄道信号所
トレイルの公式スタート地点であるグレイマウスにあり、グレイリバー堤防の隣に歴史的な鉄道信号所が立っています。地域の鉄道史を知る手がかりとなります。
タラマカウ川橋
トレイル上の重要な渡河点で、道路と鉄道が併用されるユニークな橋です。現在は専用のクリップオンパスが完成するまで、自転車は線路上に敷かれた安全マットを通行します。
カワカ峠
標高317メートルでトレイルの最高地点。歴史的な荷馬車道があり、南アルプスの眺望が楽しめます。
カウボーイ・パラダイス
地元の所有者が作った西部開拓時代を再現したレプリカの町で、トレイル上のユニークな文化的スポットです。
West Coast Treetop Walk
マヒナプア湖近くにある人気の寄り道スポットで、原生林の樹冠を高い位置から眺められます。トレイルの公式ルートに組み込まれています。