
アレンダール旧市庁舎
Aust-Agder
アレンダール旧市庁舎(現地名:Arendal gamle rådhus)は、ノルウェーのアレンダール、ティホルメンの南側に位置し、港に面した歴史的建造物です。もともとは商人の邸宅として建てられ、1844年から2004年まで町の市庁舎として使用されました。現在の建物は1812年から1813年にかけて、デンマークの建築家ペーダー・クロッグ・ボンサック・イェッセンによってエンパイア様式で建設されました。当時、ノルウェーで最も高い木造建築で、4階建ての切妻屋根を持っていました。建物はもともと船主兼商人のモーテン・ミカエル・カレヴィグの私邸で、フランスから輸入された優雅なエンパイア様式の家具が備えられていました。1階は商業用、2階は私邸、3階は壮大な集会室として使われていました。カレヴィグの死後、自治体が建物を取得し、160年間にわたり市庁舎として機能しました。さまざまな市の役所、法廷、社会施設が入っていました。旧市庁舎は、1891年のオスカー2世国王の訪問をきっかけに始まった、ノルウェー最大の肖像画コレクションで有名です。現在は文化財として保護され、市の事務所や文化活動の場として使われており、3階のホールはイベントに貸し出されています。
ヒント: 訪問者は3階の集会ホールをぜひ見学してください。文化イベントに使われており、貸切も可能です。アレンダールを訪れるなら、町や港が賑わう夏の季節がおすすめです。建物自体は典型的な観光博物館ではありませんが、地元のイベントスケジュールをチェックすると、内部を見学できる機会があります。イベント参加や貸切を希望する場合は事前予約が望ましいです。
興味深い事実
- •完成当時、旧市庁舎はノルウェーで最も高い木造建築であり、トロンハイムのStiftsgårdenに次ぐ規模でした。
- •ノルウェー最大の肖像画コレクションを所蔵しており、約140点の恩人や著名市民の肖像があります。
- •19世紀初頭に設置されたとされる、ノルウェー初の水洗トイレが建物にあったと伝えられています。
- •建築家ペーダー・クロッグ・ボンサック・イェッセンは、エンパイア様式の最終デザインに至るまでに3つの草案を作成しました。
- •1820年代に非公式のノルウェー国歌『Mens Nordhavet bruser』を書いたコンラッド・シュヴァッハがこの家に滞在していました。
歴史
この場所に最初に建てられた建物は1712年の「リーデマンの館」として知られていました。1812年に船主のモーテン・ミカエル・カレヴィグが旧建物を購入し解体して新しい邸宅を建設し、1813年に完成しました。アレンダールで初めて建築家が設計した建物であり、当時ノルウェーで最も高い木造建築でした。1844年に自治体が購入し、市庁舎として改装され、2004年までその役割を果たしました。1891年のオスカー2世国王の訪問時に建物は近代化され、重要な美術品で装飾されました。2005年に新しい市庁舎に移行しましたが、旧市庁舎は文化財として保護されています。
場所ガイド
3階の集会ホール1891
かつては社交の場として使われ、現在は文化イベントや貸切に利用されている壮大なホールで、ルドヴィグ・スクラムスタッドとクリスチャン・ルメルホフの大きな絵画で装飾されています。
肖像画コレクション1891
建物にはノルウェー最大の肖像画コレクションがあり、主に地元の恩人や遺贈者の約140点の肖像画が収められています。1891年の王室訪問の際に始まりました。
エンパイア様式の建築1812-1813
デンマークの建築家ペーダー・クロッグ・ボンサック・イェッセンによって設計されたこの建物は、木造でありながら規模と優雅さで際立つエンパイア様式の優れた例です。
連絡先
電話: 37 01 30 00