サン・ニコラ大聖堂

サン・ニコラ大聖堂

Puglia

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イタリアのバーリにあるサン・ニコラ大聖堂は、船乗りと子供たちの守護聖人である聖ニコラウスの遺物を収める重要な宗教的聖地として知られています。1087年から1197年にかけてイタロ・ノルマン時代に建設され、要塞のような外観を持つロマネスク建築の典型で、二つの巨大な塔と正方形の配置が特徴です。内部は花崗岩の柱で区切られた身廊と二つの側廊、ビザンチン風の祭壇部、女性専用の独特なマトロナエウム(婦人席)ギャラリーがあります。モザイクやビザンチン・ロマネスク様式の柱頭で飾られた地下聖堂には聖人の遺物が安置され、巡礼の中心地となっています。11世紀の司教の玉座、ルネサンス期のボナ・スポルツァの墓、中世の貴重な燭台などの素晴らしい美術品も収蔵。数世紀にわたりバロック様式の付加物が除去され、ロマネスクの特徴が保存されています。カトリックと正教会の信者双方にとって重要なエキュメニカルな場所であり、特に12月6日と5月9日の祝祭日には遺物と没薬が崇敬されます。バーリの旧港近くに位置し、ビザンチン統治との歴史的な結びつきも文化的価値を高めています。

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ヒント: 混雑を避けるため、特に12月6日と5月9日の巡礼がピークとなる祝祭日以外に訪れることをおすすめします。地下聖堂や美術品を見学するには公式ウェブサイトから事前にガイドツアーを予約しましょう。大聖堂では聖ニコラウスの日に宗教サービスやライブ放送も行われます。地下聖堂や博物館の展示をゆっくり鑑賞する時間を確保してください。聖堂の神聖な性格を考慮し、控えめな服装が望ましいです。バーリの港や駅からのアクセスも便利です。

興味深い事実

  • 大聖堂には1087年にバーリの62人の船乗りによってミュラから運ばれた聖ニコラウスの遺物が収められています。
  • 1098年のバーリ公会議という中世の重要な教会会議の会場となりました。
  • 地下聖堂には11世紀のロマネスク様式の珍しい司教の玉座(カテドラ)があり、エリアス修道院長のために作られました。
  • 聖ニコラウスの遺物から湧き出ると信じられる没薬は毎年採取され、世界中に配布されて奇跡をもたらすとされています。
  • 大聖堂は城のような建築様式のため、何度か要塞としても使用されました。

歴史

1087

この大聖堂は1087年に地元の船乗りたちがミュラから聖ニコラウスの遺物を移送した後、1087年から1197年にかけて建設されました。1089年に教皇ウルバヌス2世が地下聖堂を献堂し、1197年には皇帝や教会の高官が出席して教会全体が献堂されました。もともとはビザンチンのカタパン(総督)の宮殿跡地に建てられ、再利用された建材も使われています。1098年のバーリ公会議や1557年のボナ・スポルツァ女王の葬儀など重要な歴史的行事も開催されました。17〜18世紀のバロック様式の改変は20世紀の修復でほぼ除去され、ロマネスク様式が復元されました。1929年には聖座のもとで教皇大聖堂の地位に昇格し、エキュメニカルな役割が強調されました。

場所ガイド

1
聖ニコラウスの地下聖堂11世紀

地下にある地下聖堂は聖人の遺物を安置し、ビザンチンとロマネスク様式の柱頭を持つ26本の柱と精巧なモザイク床が特徴です。大聖堂の精神的中心であり、巡礼の焦点となっています。

2
エリアス修道院長の玉座11世紀後半

11世紀後半に作られた精巧なロマネスク様式の司教の玉座で、近隣の聖ベネディクト修道院の初代大司教兼修道院長エリアスのために制作されました。

3
ボナ・スポルツァのルネサンス墓16世紀

16世紀の大理石の墓で、ポーランドの女王かつバーリの公爵であったボナ・スポルツァに捧げられ、大聖堂の後陣近くに位置します。

4
大聖堂博物館

12世紀の燭台をはじめ、アンジュー家のシャルル1世王から寄贈された貴重な宗教美術品や大聖堂の歴史に関連する宗教的遺物を収蔵しています。

5
正面ファサードと塔11〜12世紀

大聖堂の外観は要塞のような正方形の形状で、二つの巨大な低い塔が正面を囲み、ノルマン様式の建築と歴史的な防御機能を反映しています。

連絡先

電話: 080 573 7111