ヤニクルムの丘

ヤニクルムの丘

Lazio

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ヤニクルムの丘(現地名:ジャンニコロ)は、ローマにある標高88メートルの目立つ丘ですが、伝統的なローマの七つの丘には含まれていません。テヴェレ川の右岸を見下ろし、ローマの歴史的中心部の壮大なパノラマビューを楽しめます。そこには有名な記念碑や周囲のアルバン山地やアペニン山脈も望めます。この丘は、イタリア統一運動の重要な出来事である1849年の短命なローマ共和国がフランス軍に対して防衛戦を繰り広げた場所として歴史的に重要です。現在、ヤニクルムは広大な公園となっており、並木道や記念碑、彫像が点在しています。中でもジュゼッペ・ガリバルディとその妻アニータの騎馬像が有名です。丘の東斜面にはローマ植物園とレジーナ・コエリ刑務所があり、西斜面は歴史的なモンテヴェルデ地区や近隣のヴィッラ・ドリア・パンフィリ公園とつながっています。訪問者は1849年の共和国時代の戦いを目撃したサン・パンクラツィオ門を探索でき、現在はローマ共和国博物館とガリバルディの記憶を伝える施設が併設されています。また、古代の神聖な場所もあり、エジプトの女神イシスを祀る聖域や水の神フォンツスの祠もあります。ヤニクルムの丘は、その自然の美しさとローマの歴史・文化遺産としての深い意義の両方で愛されています。

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ヒント: ヤニクルムの丘を訪れる最適な時間は夕方遅く、ローマの街並みを望む夕日を楽しむのにぴったりです。混雑を避けるために早めの到着をおすすめします。また、サン・パンクラツィオ門のローマ共和国博物館のチケットは事前購入が便利です。丘の斜面や広い散策路を歩くため、歩きやすい靴が必須です。公園や記念碑は無料で入場でき、時折開催されるガイドツアーでより深く楽しめます。ガリバルディ像近くで毎時行われる大砲の発砲は、地元ならではのユニークな伝統なのでお見逃しなく。

興味深い事実

  • ヤニクルムの丘はその目立つ存在感にもかかわらず、伝統的なローマの七つの丘には含まれていません。
  • ジュゼッペ・ガリバルディの騎馬像は1895年に除幕され、この丘の主要なランドマークです。
  • 丘にはエジプトの女神イシスを祀る聖域があり、その遺物は現在ローマ国立博物館に展示されています。
  • アニータ・ガリバルディの像はジュゼッペ・ガリバルディの像の隣にあり、彼女の遺灰は像の台座に埋葬されています。
  • 丘からはアルバン丘陵、モンティ・ティブルティーニ、プレネスティーニ、アペニン山脈まで見渡せます。
  • ガリバルディ像近くでは毎日正午に大砲が撃たれる伝統があり、19世紀に始まりました。

歴史

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ヤニクルムの丘の名前は古代ローマの神ヤヌスに由来し、その麓にはパグス・イアニクレンシスと呼ばれる小さな集落があった記録があります。丘はローマ王アンカス・マルキウスによって要塞化され、ポンス・スブリキウス橋で市街地と結ばれていました。紀元前477年にはヴェイエンテス族がこの丘を占拠し、ローマ領を襲撃する拠点としましたが、翌年にはローマに奪還されました。丘はアウレリアヌスの城壁の一部に組み込まれ、後に17世紀に教皇ウルバヌス8世が築いた城壁にも含まれました。1849年にはローマ共和国がフランス軍に対して勇敢に抵抗した場所として記憶され、その出来事は記念碑や慰霊碑で称えられています。イタリア統一後、この丘は公園に整備され、リソルジメントの象徴となりました。

場所ガイド

1
ジャンニコロの散歩道

ローマの歴史的中心部と周辺の風景を一望できる、並木道が続く美しい散策路です。イタリア統一の英雄たちを称える彫像や記念碑が点在しています。

2
ジュゼッペ・ガリバルディの騎馬像1895
エミリオ・ガッロリ

リソルジメントの英雄であるイタリアの将軍・民族主義者ジュゼッペ・ガリバルディを称える巨大な青銅像です。ヤニクルムの丘の最高地点に立っています。

3
アニータ・ガリバルディの像1932
マリオ・ルテッリとシルヴェストレ・クッファロ

1932年にマリオ・ルテッリが制作した像で、ジュゼッペ・ガリバルディの妻であり同志であったアニータ・ガリバルディを称えています。彼女の遺灰は像の台座に納められています。

4
サン・パンクラツィオ門とローマ共和国博物館

1849年のローマ共和国防衛戦の舞台となった歴史的な門です。現在は共和国とガリバルディの記憶を伝える博物館が併設されています。

5
ローマ植物園

ヤニクルムの丘の東斜面に位置し、多様な植物を収集・展示するほか、植物学の研究と教育の拠点となっています。

連絡先

電話: 06 0608