スルモナ大聖堂

スルモナ大聖堂

Abruzzo

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スルモナ大聖堂(Basilica Cattedrale di San Panfiloとも呼ばれる)は、イタリア・アブルッツォ州スルモナに位置する著名なカトリック大聖堂です。スルモナ=ヴァルヴァ司教区の司教座が置かれており、市の守護聖人である聖パンフィロに捧げられています。現在のロマネスク様式の建物は1075年に建設が始まり、ローマ時代の神殿跡に建てられたと考えられています。何世紀にもわたり多くの建築的変遷を経ており、1706年の大地震による甚大な被害後にはバロック様式の大規模な改修が行われました。大聖堂は三つのロマネスクの身廊を持つバシリカ形式の平面を保ち、アメデオ・テデスキ(1906年)による聖パンフィロと聖ペトロ・チェレスティーノの生涯を描いたフレスコ画で飾られています。特徴的なのは、1391年にニコラ・サルヴィッティによる聖パンフィロと聖ペリヌスの像があるゴシック様式の下部正面、聖パンフィロの遺物を収めるバロック様式の礼拝堂、そして1751年にフェルディナンド・モスカが制作した木製の聖歌隊席です。地下聖堂やいくつかのロマネスク要素は元の建物から残っており、碑文やローマ石の断片も含まれています。大聖堂は国の記念物に指定され、1818年にピウス7世により小バシリカの称号が授与されました。スルモナにおける重要な宗教的・文化的ランドマークとして、歴史と芸術の層を映し出しています。

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ヒント: 訪問者は混雑を避けるため平日に大聖堂を訪れることをおすすめします。また、宗教行事に参加すると深い精神的体験が得られます。事前にガイドツアーの問い合わせをするとより充実した見学が可能です。大聖堂はスルモナ駅から徒歩圏内にあり、入場料は控えめで、高齢者や学生には割引が適用されることがあります。写真撮影は一般的に許可されていますが、現地の規則を確認してください。訪問に最適な時期は、快適な気候と観光客の少ない春と秋です。

興味深い事実

  • 大聖堂は古代ローマの神殿跡に建てられており、スルモナの古典的な過去とつながっています。
  • 正面の聖パンフィロと聖ペリヌスの像は1391年にニコラ・サルヴィッティによって彫刻されました。
  • 大聖堂には1906年にアメデオ・テデスキが描いた、聖パンフィロと聖ペトロ・チェレスティーノの生涯を描くフレスコ画があります。
  • 地下聖堂にはスルモナの守護聖人である聖パンフィロの遺物が収められています。
  • スルモナ出身のローマ詩人オウィディウスの有名な言葉『Sulmo mihi patria est』(『スルモは我が祖国』)を刻んだ碑文が大聖堂にあります。

歴史

1075

スルモナ大聖堂の敷地は、8世紀か9世紀に最初の教会が建てられる前にローマ神殿があったと考えられており、おそらくルドヴィーコ2世皇帝の命によるものです。現在のロマネスク建築は1075年に司教トラスモンドのもとで着工され、1119年に司教グアルティエロによって完成しました。当初は聖母マリアに捧げられていましたが、12世紀に聖パンフィロに献堂が変更されました。1456年と特に1706年の地震で大きな被害を受け、上部や装飾要素がバロック様式に改修されました。聖具室と隣接する司教宮殿は1706年に破壊され、再建されませんでした。1818年にピウス7世によって小バシリカに昇格し、その宗教的重要性が認められました。

場所ガイド

1
正面ファサードとポータル14世紀
ニコラ・サルヴィッティ(像)

正面下部はゴシック様式の要素を持ち、尖頭アーチのポータルがあり、その両側にはニコラ・サルヴィッティ(1391年)による聖パンフィロと聖ペリヌスの像が置かれています。ポータルにはロンバルド文字の碑文とローマ石の断片が組み込まれています。

2
身廊と内部フレスコ画1906
アメデオ・テデスキ

バシリカ形式の平面はロマネスク様式の柱で区切られた三つの身廊を持ち、主身廊のヴォールトにはアメデオ・テデスキ(1906年)による聖パンフィロと聖ペトロ・チェレスティーノの生涯を描いたテンペラのフレスコ画が施されています。

3
聖パンフィロ礼拝堂1662

祭壇前に位置するこのバロック様式の礼拝堂(1662年)は、聖パンフィロの遺物を収めた壺を安置し、地下聖堂へとつながっています。多色大理石の階段と豊かなスタッコ装飾が特徴です。

4
木製聖歌隊席と主祭壇1751年(聖歌隊席)、18世紀(祭壇)
フェルディナンド・モスカ(聖歌隊席)

木製の聖歌隊席は1751年にフェルディナンド・モスカによって制作されました。主祭壇は18世紀の多色大理石の傑作で、その時代の芸術的洗練を示しています。

5
地下聖堂中世

ゴシック様式の地下聖堂は大聖堂の最古の部分を保存しており、聖パンフィロの遺物が収められています。礼拝堂から階段でアクセスでき、中世の建築的特徴を保持しています。

連絡先

電話: 0864 34065