
ロヴリイェナツ要塞
Dubrovačko-neretvanska županija
クロアチアのドゥブロヴニク近郊のピレ地区に位置するロヴリイェナツ要塞は、37メートルの岩の上に独立してそびえる堅固な要塞です。かつてその壁内にあった聖ロレンス教会にちなんで名付けられ、礼拝堂が要塞の構造に組み込まれています。起源は1018年から1038年の間に遡り、最初の文献記録は1301年にさかのぼります。当初は非対称の三角形の形状で、跳ね橋からアクセスし、小さなアーチで支えられた胸壁と環状回廊が特徴でした。何世紀にもわたり要塞は強化され、北側に堀が掘られ、跳ね橋が追加され、1464年までに壁の厚さは場所によって最大12メートルにまで倍増しました。1667年の壊滅的な地震で大きな被害を受け、修復は17世紀末まで続きました。要塞の配置は、兵舎、武器庫、上層への通路を囲む1階の中庭を中心に構成されており、上層には胸壁を備えた開放的なプラットフォームがあります。ロヴリイェナツはドゥブロヴニク防衛において重要な役割を果たし、同市の中世軍事建築と不屈の象徴として今も残っています。
ヒント: ロヴリイェナツ要塞は朝の時間帯に訪れると涼しく、混雑も少ないのでおすすめです。チケットは現地で購入可能ですが、観光シーズンのピーク時には事前予約を推奨します。要塞からはドゥブロヴニクとアドリア海の絶景が望めるため、カメラを持参しましょう。地形や階段が不均一なため、歩きやすい靴を履いてください。最新の開館時間や特別イベント、ガイドツアーについては公式ウェブサイトを確認してください。
興味深い事実
- •ロヴリイェナツ要塞は、その戦略的な立地と威圧的な姿から「ドゥブロヴニクのジブラルタル」とも呼ばれています。
- •要塞はかつて複合施設の一部であった聖ロレンスにちなんで名付けられました。
- •壁の厚さは場所によって最大12メートルに達し、中世の軍事工学の高さを示しています。
- •1667年のドゥブロヴニク地震で大きな被害を受けましたが、綿密に修復されました。
- •ロヴリイェナツは人気テレビシリーズ「ゲーム・オブ・スローンズ」の撮影地としても使われました。
歴史
ロヴリイェナツ要塞の起源は11世紀初頭、1018年から1038年の間に遡ります。最初の記録は1301年に残されています。当初は小規模な三角形の要塞で、跳ね橋と胸壁がありました。15世紀には堀の掘削、壁の強化、入口門の移設など大規模な拡張が行われました。1464年までに壁の厚さは倍増し、攻撃に耐えられるようにされました。1667年のドゥブロヴニク地震で甚大な被害を受けた後、17世紀末まで大規模な修復が続けられました。歴史を通じてロヴリイェナツは陸海からの脅威に対する重要な防衛拠点として機能しました。
場所ガイド
中央の中庭と兵舎の部屋14世紀
1階には中央の中庭があり、その周囲には兵士や指揮官の部屋、砲や武器の保管庫が配置されています。このエリアは要塞の作戦の中心地でした。
開放的な胸壁付きプラットフォーム15〜17世紀
1階の上には主に胸壁を備えた開放的なプラットフォームが3層あり、ドゥブロヴニクとアドリア海を見渡す防衛と監視のための展望ポイントとなっています。
堀と跳ね橋15世紀初頭
要塞の北側に堀が掘られ、1418年に延長されました。跳ね橋が架けられ、出入りを制御し防御力を高めました。