
カクム国立公園
Central
ガーナのセントラル州に位置するカクム国立公園は、375平方キロメートルにわたる熱帯雨林を有し、7つの樹冠を結ぶ全長350メートルの独特なキャノピーウォークウェイで知られています。1931年に森林保護区として設立され、1992年に国立公園に指定されました。アフリカでキャノピーウォークウェイがあるのは3か所のみで、カクムはその一つです。訪問者は森林の地面から高く離れた場所で没入型の体験ができます。公園にはディアナモンキー、ジャイアントボンゴアンテロープ、イエローバックドゥイカー、森林象などの絶滅危惧種が生息し、266種以上の鳥類、ホーンビルやグレイパロットを含む多様な鳥類が見られ、重要な鳥類保護区にも指定されています。600種以上の蝶も生息し、1993年には新種も発見されました。公園は地域コミュニティの主導で設立され、保全活動も継続的に行われています。ウェルカムセンター、レストラン、ロッジ、野生生物教育センターなどの施設が訪問者の体験を充実させています。ケープコーストに近く、タクシーやツアーでアクセス可能なため、自然の美しさと文化遺産を融合した人気のエコツーリズムの目的地です。
ヒント: カクム国立公園を訪れる最適な時期は乾季で、キャノピーウォークウェイからのクリアな眺望を楽しめます。特に野生動物観察や文化的洞察を含む専門家による自然散策ツアーの予約は事前に行うことをおすすめします。グループ割引が利用できる場合もあり、季節ごとの保全活動やイベントの確認も忘れずに。森林のトレイルには歩きやすい靴と虫除けの持参が望ましいです。
興味深い事実
- •カクム国立公園はアフリカでキャノピーウォークウェイがある3か所のうちの一つです。
- •公園には266種以上の鳥類がおり、そのうち8種は世界的に保全が重要視されています。
- •600種以上の蝶が生息し、1993年には新種が発見されました。
- •2012年時点でガーナで最も密集した森林象の生息地です。
- •公園の設立は政府の野生生物当局だけでなく、地域コミュニティの自主的な取り組みによるものです。
歴史
カクムは1931年に森林保護区として宣言され、主にマホガニーの伐採を目的に管理されていましたが、1989年まで続きました。1989年に野生生物局に移管され、1990年には地域コミュニティや関係者を巻き込んだエコツーリズム開発のための実現可能性調査と管理計画が開始されました。1992年に動物相調査を経て正式に国立公園として官報に掲載され、隣接するアッシン・アッタンダンソ森林保護区から分離され、保全と地域資源のバランスが図られました。公園の設立は地域の自主的な取り組みによるもので、ガーナ観光局のプログラムや国際的な支援者の協力も得ています。
場所ガイド
キャノピーウォークウェイ1992
森林の地面から約30メートルの高さにある7つの樹冠プラットフォームを結ぶ全長350メートルの吊り橋の連なりで、熱帯雨林のパノラマビューと森林の野生生物との間近な出会いを提供します。
野生生物教育センター
公園の植物相や動物相、保全活動、地域の生物多様性に関する教育展示を提供する施設。
森林トレイル
ディアナモンキー、ジャイアントボンゴ、森林象などの絶滅危惧種を観察できる熱帯雨林のガイド付き散策路。
連絡先
電話: 020 042 0831