
ダディアニ宮殿博物館
Samegrelo-Zemo Svaneti
ダディアニ宮殿博物館は、ジョージアのザグディディ、サメグレロ=ゼモ・スヴァネティ地域に位置する歴史的複合施設で、かつてジョージアのダディアニ家の本拠地でした。17世紀に建てられ、19世紀に大規模な改修が行われたこの宮殿は、ジョージア、ロシア、イスラム、チューダー様式が融合したネオゴシック建築で知られています。主な建物であるクイーンズ・パレスは、ミングレリアの摂政女王の居城でした。現在、博物館にはタギロニの宝物、聖母の聖衣などの宗教遺物、中世の写本やミニアチュール、ダディアニ家の記念品が収蔵されています。特に、ナポレオン・ボナパルトに関連する品々もあり、これはダディアニ家と婚姻関係にあったシャルル・ルイーズ・ナポレオン・アシル・ミュラ公爵によってもたらされました。博物館の敷地内にはブラケルネの聖母教会やザグディディ植物園もあり、訪問者に豊かな文化体験を提供しています。1921年には民族学者アカキ・チャンツリアの尽力により博物館に改装され、ダヴィッド・ダディアニ公爵自身が発掘した古代都市ノカラケヴィの重要な考古学的発見を保存しています。
ヒント: 訪問は春か秋の気候の良い時期がおすすめで、宮殿とともに植物園もぜひ散策してください。チケットは事前購入で待ち時間を避けられます。学生や団体割引も利用可能な場合があります。歴史的・建築的価値を十分に理解するためにガイドツアーの利用を推奨します。
興味深い事実
- •この宮殿はネオゴシック建築にジョージア、ロシア、イスラム、チューダー様式を独自に融合させています。
- •ダヴィッド・ダディアニ公爵自身が古代都市ノカラケヴィ(アルケオポリス)の重要な考古学的発掘を行いました。
- •博物館にはナポレオン・ボナパルトに関連する遺物があり、彼の甥にあたる人物がダディアニ家と婚姻関係を通じて持ち込んだものです。
- •敷地内にはブラケルネの聖母教会とザグディディ植物園があり、文化的かつ自然豊かな魅力を高めています。
歴史
ダディアニ宮殿は17世紀に建設され、19世紀にイギリス人建築家エドウィン・レースの指導のもと大規模な改修が行われ、ネオゴシックと地域の建築様式が融合しました。宮殿はミングレリアの支配者ダディアニ家の居城として機能しました。1840年には、ダヴィッド・ダディアニ公爵が発掘した古代都市ノカラケヴィの考古学的発見を展示する最初の展覧会が開催されました。ジョージアのソビエト化後、1921年に博物館へと転換され、ダディアニ家の遺産と地域の豊かな歴史を保存しています。
場所ガイド
クイーンズ・パレス19世紀
複合施設の主な建物で、もともとはミングレリアの摂政女王の居城。多様な様式が融合したネオゴシック建築を特徴としています。
考古学展覧会1840年(最初の展覧会)
古代都市ノカラケヴィの遺物を展示し、ダヴィッド・ダディアニ公爵が発掘した品々や貨幣学的・考古学的発見を紹介しています。
ブラケルネの聖母教会不明
宮殿複合施設内にある歴史的な教会で、博物館敷地に宗教的かつ建築的な価値を加えています。
ザグディディ植物園19世紀設立
宮殿に隣接する植物園で、多様な植物種を楽しめ、訪問者に静かな環境を提供しています。
連絡先
電話: 595 28 76 76