ケロニア
Réunion
ケロニアはレユニオン島サン=ルーに位置するユニークな公共水族館兼観察所で、海洋カメを専門としています。かつてのカメ牧場の跡地に設立され、インド洋の海洋カメの研究、教育、保護の拠点として機能しています。施設には1,500立方メートルの海水槽、科学的および教育的スペース、合計1,500平方メートルの屋外エリアが備わっています。ケロニアは渡り調査、個体数モニタリング、遺伝子解析など多様な研究プログラムを実施し、国際チームと協力することも多いです。また、負傷したカメをリハビリし野生に戻すためのカメクリニックも運営しています。科学的役割に加え、訪問者に海洋カメの生態学的重要性や20世紀まで続いたカメの甲羅の人間利用の歴史を教育しています。施設内には地元の工芸品や保護活動を支援するエコ商品を扱うブティックもあります。レユニオン地域の所有で、レユニオン地域博物館連合が管理するケロニアは、海洋生物多様性の認識と保護の重要な拠点です。
ヒント: 最高の体験をするには、週末の混雑を避け平日にケロニアを訪れるのがおすすめです。特に学校団体は、ガイドツアーや教育ワークショップを事前予約すると良いでしょう。学生や団体には割引があり、オンラインでチケットを購入すると待ち時間を短縮できます。早朝の訪問は活発なカメの観察や給餌セッションへの参加に最適です。カメクリニックでのリハビリ活動の様子も見逃さないでください。最新の開館時間や特別イベントは公式ウェブサイトでご確認ください。
興味深い事実
- •ケロニアはインド洋のレユニオン島西海岸、サン=ルー近郊に位置しています。
- •観察所には負傷した海洋カメをリハビリし、回復後に海に戻すカメクリニックがあります。
- •元のフェルム・コライルでは、商業目的で幼体のカメを牧場方式で育てていましたが、カメ養殖は禁止されました。
- •ケロニアは海洋カメの渡り調査や遺伝子研究を含む国際的な研究プログラムに参加しています。
- •施設内には地元の工芸品や環境に優しい商品を販売するブティックがあり、カメ保護活動を支援しています。
歴史
ケロニアの敷地はもともと1940年から1960年まで石灰窯があり、サンゴから建築や農業用の石灰を生産していました。1969年にサンゴ採取が禁止され、石灰工場は閉鎖されました。1977年にはこの場所がフェルム・コライルという海洋カメの養殖施設となり、商業目的で牧場方式の飼育が行われました。しかし、1981年のCITESによる海洋カメの保護リスト登録をはじめとする国際的および地域の保護法の強化により、カメの養殖は次第に制限されました。1989年にレユニオン地域が所有権を取得し、商業利用から保護と研究へと方針を転換しました。この移行の結果、ケロニアは海洋カメの保護、研究、リハビリに特化した観察所兼教育センターとして設立されました。
場所ガイド
海水槽
合計1,500立方メートルの海水をたたえた広大な水槽で、さまざまな種類の海洋カメが自然の生息環境を模した条件で飼育・観察されています。
カメクリニック
負傷または病気の海洋カメが治療を受け、回復後に野生に戻されることを目的とした専門のリハビリ施設です。
教育・科学施設
ガイド付き見学、ワークショップ、科学研究に特化したスペースで、海洋カメの保護に対する一般の理解と支援を促進しています。
ブティック・展示エリア
海洋カメをテーマにした地元の職人技やエコ市民製品を取り揃え、保護資金や地域文化の支援に貢献しています。
連絡先
電話: 0262 34 81 10