
Océanopolis
Bretagne
Océanopolisはフランス・ブルターニュ地方ブレストに位置する著名な海洋科学・発見センターです。1990年に設立され、8,700平方メートルの敷地に約400万リットルの海水を有し、大型のサメ水槽も備えています。センターは温帯、極地、熱帯の3つの主要パビリオンに分かれており、約1,000種、1万匹の海洋動植物が生息しています。地域および世界の海洋環境を再現した没入型展示を通じて、海洋生物学、生態系の機能、海洋保護について来訪者に教育を行っています。特に、深海生物を科学的研究のために保存する高圧水槽「アビスボックス」を所蔵していることが特徴です。Océanopolisは科学研究と公共教育を融合させ、インタラクティブな展示やカワウソの散策路などの屋外スペースも備えています。ブレスト・メトロポールが運営し、海洋意識向上における文化的・科学的貢献で知られています。
ヒント: 混雑する休日期間を避けて訪れると、よりゆったりと楽しめます。入場券は事前にオンラインで予約し、特別料金を利用するのがおすすめです。公式ウェブサイトで各パビリオンの開館状況を確認しましょう。改装のため一部エリアが一時閉鎖されている場合があります。家族、学生、高齢者向けの割引も活用してください。屋外のカワウソ散策路やインタラクティブ展示もぜひ体験して、充実した訪問にしましょう。
興味深い事実
- •Océanopolisのアビスボックスは18メガパスカルの深海圧力環境を再現し、深海生物を生存させて研究に供しています。
- •温帯パビリオンの建築はカニを模しており、ジャック・ルジェリーによる設計です。
- •Océanopolisは400万リットルの海水を保持し、そのうち100万リットルがサメ水槽に使われています。
- •アビスボックス内の生物はVictor 6000遠隔操作潜水機(ROV)で採取されました。
- •2023年にOcéanopolisはその貢献によりヴィクトワール・ド・ラ・ブルターニュ賞を受賞しました。
歴史
1980年代初頭に海洋生物学者のエリック・ユッセノとジャン=ポール・アレーズによって構想され、イロワーズ海の海洋多様性を紹介するために開発されました。1988年に建設が始まり、建築家ジャック・ルジェリー設計の温帯パビリオンが1990年に開館。初年度には50万人の来場者を集めました。2000年には極地と熱帯の2つのパビリオンが追加され、水族館から総合的な海洋発見パークへと発展しました。その後も教育と保護の使命を拡大し、2013年にはカワウソ散策路が設置され、2023年からは「Métamorphose」プログラムによる改装が進行中です。
場所ガイド
温帯パビリオン(Pavillon Bretagne)1990
Océanopolisの最初のパビリオンで、1990年に開館。ブルターニュ沿岸の海洋生物を紹介するために設計されました。砂浜から大西洋の深海までの環境を再現し、地域の生物や潮汐・波などの海洋現象に関する科学展示を含みます。高圧で深海生物を保存するアビスボックスもここにあります。
極地パビリオン2000
2000年に開館し、北極・南極の海洋生態系を紹介。極地の生物多様性や環境問題について来訪者に教育します。
熱帯パビリオン2000
2000年に開館。色鮮やかなサンゴ礁や多様な熱帯種を展示し、温暖な海洋環境の豊かさを強調しています。
カワウソ散策路(Sentier des Loutres)2013
2013年に開設された屋外展示で、ヨーロッパカワウソと太平洋カワウソを自然に近い環境で観察でき、海洋と陸上生態系のつながりを深めます。
アビスボックス
16リットルの水を18メガパスカルの圧力で維持し、深海圧力を再現する特殊水槽。深海カニやエビなどの深海生物の生存を可能にし、研究に役立てています。
連絡先
電話: 02 98 34 40 40