
カボ・デ・パロス灯台
Murcia
カボ・デ・パロス灯台は、スペイン・ムルシア州カルタヘナ市にあるカボ・デ・パロスの岩だらけの岬に位置する著名な海上の灯台です。火山山脈の一部である岬の最高地点に建ち、近隣のホルミガス諸島など地中海に突き出ています。灯台は1864年に建設され、バルバリー海賊の襲撃に備え16世紀に建てられた六角形のルネサンス様式の見張り塔に代わるものです。建築的には厚い石壁の四角い基礎建物と中央の塔からなり、地上からの焦点高は51メートルで、特徴的な白色の光を放ち、最大23海里先まで届きます。敷地はReserva Marina de Cabo de Palos e Islas Hormigasという海洋保護区に含まれており、環境的・生態学的な重要性も強調されています。訪問者は灯台や元灯台守学校をガイドツアーで見学でき、その歴史的意義や運用の伝統を学べます。2025年に文化的関心のある場所として指定され、スペインの地中海沿岸における沿岸防衛と海上航行の象徴として今も輝いています。
ヒント: 最高の体験のために、訪問は30分ごとに最大10人の少人数制で制限されているため、事前にオンラインでガイドツアーを予約しましょう。灯台は通年開放され、午前と夕方の時間帯があります。岩だらけの地形と階段のため、歩きやすく安全な靴を履いてください。訪問者は12歳以上で、体調が良好であることが求められます。岬は海上の気象変化にさらされるため、訪問前に天候を確認してください。ガイドツアーでは豊富な歴史的背景が提供され、通常は立ち入り禁止の場所にも入れます。
興味深い事実
- •灯台は10秒ごとに2回の白色閃光を放ち、最大23海里先まで見えます。
- •カボ・デ・パロスは英西戦争やスペイン内戦中の歴史的な海戦の舞台となりました。
- •岬にあった元の見張り塔は六角形で、16世紀に設計された戦略的沿岸防衛システムの一部でした。
- •「パロス」という名前はラテン語の「palus」(潟)に由来し、近隣のマル・メノール潟を指します。
- •灯台は保護された海洋保護区内に位置し、その環境的重要性が強調されています。
歴史
もともとカボ・デ・パロスの岬にはバアル・ハモンに捧げられた神殿があり、ローマ時代にはサターン崇拝と結びつけられました。バルバリー海賊の頻繁な襲撃に対応して、カルロス1世は1554年にトーレ・デ・サン・アントニオと呼ばれる見張り塔の建設を命じ、1578年に完成しました。これはフェリペ2世の治世下でヴェスパシアーノ・ゴンザーガとフアン・バウティスタ・アントネッリが計画した沿岸防衛システムの一部でした。ルネサンス様式の塔は1862年に取り壊され、現在の灯台が1864年に完成し、1865年1月31日に稼働を開始しました。それ以来、灯台は重要な航行支援と文化的ランドマークとして機能し、2025年に文化遺産として認められました。
場所ガイド
灯台の塔1864
中央の塔は高さ12.5メートルで、地上からの焦点高は51メートルです。16本のコーベルで支えられた目立つ軒飾りを頂いています。この塔には1865年から船を導いてきた強力な光のビーコンが収められています。
灯台守の家1864
灯台の基部を形成する四角形の2階建て建物で、頑丈な石造りの壁を持ち、胸壁までの高さは11.6メートルです。この建物は元々灯台守の住居で、現在は彼らの歴史と職務に関する展示が含まれています。
元灯台守学校
灯台の近くに位置し、灯台守の教育センターとして機能していました。訪問者は灯台の管理に携わった人々の生活や訓練の様子を垣間見ることができます。
連絡先
電話: 968 12 89 55