
プラザ・マヨール(トリニダード)
Sancti Spíritus
プラザ・マヨールはキューバのトリニダードの歴史的中心地で、保存状態の良い植民地時代の建築と文化的意義で知られています。テラコッタ屋根のパステルカラーの植民地時代の家々に囲まれたこの広場は、近くのヴァジェ・デ・ロス・インヘニオスでの砂糖貿易と奴隷貿易によって18世紀と19世紀に蓄えられた富を反映しています。石畳の通りと鉄製の柵に囲まれた小さな斜面の庭園は四つの区画に分かれ、彫像や街灯が飾られています。広場の周囲の多くの建物は現在博物館として使われており、町の豊かな遺産を保存しています。注目すべきランドマークには、ネオクラシック様式のファサードと18世紀の木製キリスト像で知られる聖三位一体教会や、キューバの民族主義者たちの会合場所として歴史的に重要な陰謀者の家があります。この地域の保存は、19世紀半ばにトリニダードの経済的重要性が低下したことにより新たな建設が止まり、今日訪れる人々が称賛する植民地時代の魅力が保たれたことに負っています。
ヒント: プラザ・マヨールを訪れるのに最適な時間帯は、正午の暑さと混雑を避けるために午前中か夕方遅くです。近隣の博物館のチケットは事前購入すると時間を節約できます。周辺の博物館を巡り、カサ・デ・ラ・トローバなどの会場で生演奏を楽しむのもおすすめです。石畳の道が多いため、歩きやすい靴を履くことを推奨します。学生や高齢者向けの割引がある場合もあります。
興味深い事実
- •トリニダードのプラザ・マヨールは、植民地時代の建築が非常に良好に保存されていることから1988年にユネスコ世界遺産に登録されました。
- •聖三位一体教会には『真の十字架の主』と呼ばれる18世紀の木製キリスト像があり、これは元々メキシコのベラクルスに送られる予定でしたが、悪天候が続いたためトリニダードに留まることになりました。
- •陰謀者の家はキューバ民族主義者の秘密結社『ラ・ローサ・デ・クーバ』の会合場所でした。
- •広場にはイングリッシュ・グレイハウンドの像や鉄製の街灯があり、その独特の魅力を引き立てています。
歴史
プラザ・マヨールを囲む建物は18世紀と19世紀にさかのぼり、砂糖と奴隷貿易によってもたらされた繁栄を反映しています。これらの貿易が19世紀半ばに衰退した後、トリニダードは経済停滞を経験し、その結果植民地時代の建築が偶然にも保存されました。聖三位一体教会は、サイクロンで破壊された17世紀の建物の跡地に19世紀後半に再建されました。1988年にはその歴史的・文化的価値が認められ、プラザはユネスコの世界遺産に指定されました。
場所ガイド
聖三位一体教会(Iglesia Parroquial de la Santísima Trinidad)1892
1892年に完成したネオクラシック様式の教会で、サイクロンで破壊された17世紀の教会跡に建てられました。18世紀の木製像『真の十字架の主』と、慈悲の聖母に捧げられた大きなゴシック復興様式の祭壇を収蔵しています。
陰謀者の家(La Casa de los Conspiradores)
聖三位一体教会の左側に位置し、広場を見下ろす木製のバルコニーが特徴の建物です。キューバ民族主義者の秘密結社『ラ・ローサ・デ・クーバ』の会合場所でした。