セラ僧院

Xizang Zizhiqu

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セラ僧院は、チベット自治区ラサのセラ・ウツィ丘の南斜面に位置し、15世紀初頭にツォンカパの弟子ジャムチェン・チョジェイによって創建された六大ゲルク派僧院の一つです。1419年に設立され、すぐにガンデン僧院やドレプン僧院と並ぶラサの「三大僧院」の一つとなりました。敷地面積は約11万5000平方メートルで、ツォクチェン集会堂、メジャチャン、ジザチャン、アバザチャンの各学院を中心に、多数の僧房(カンツェン)が点在する複雑な配置を持ちます。建築は石と木造で、伝統的な白壁に黒と紫の装飾、特別な泥で覆われた屋根がチベット独特の様式を反映しています。1710年建造のツォクチェン集会堂は行政と主な集会の場であり、漢風の金銅瓦屋根と高さ6メートルの金箔を施した弥勒仏像が特徴です。僧院には約1万体の仏像、多数の壁画、タンカ、経典、明代の贈り物である赤墨のチベット語・中国語のカンギュルなど貴重な宝物が収蔵されています。歴史的にセラ僧院は仏教の学問と討論の中心地であり、最盛期には数千人の僧侶が住んでいました。1959年のチベット蜂起後、多くの僧侶がインドに逃れ、カルナータカ州にて僧院が再建されました。現在も活発な日々の討論や宗教儀式で知られる重要な精神的・文化的拠点です。

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ヒント: セラ僧院を訪れるなら、活気ある僧侶の討論が行われる朝の時間帯がおすすめです。観光のピークシーズンには事前にチケットを購入することを検討してください。学生や団体向けの割引もあります。僧院内では控えめな服装と敬意ある振る舞いが求められます。ガイドツアーを利用すると、僧院の豊かな歴史や宗教的意義をより深く理解できます。

興味深い事実

  • セラ僧院には約1万体の仏像と多数の貴重な仏教遺物が収蔵されている。
  • ツォクチェン集会堂には高さ6メートルの金箔を施した弥勒仏の青銅像がある。
  • 明の成祖が創建者に贈った朱墨で書かれたチベット語・中国語のカンギュルは非常に珍しい。
  • セラ僧院は中庭で行われる活発で学術的な日々の僧侶討論で有名。
  • 僧院の敷地内にはそれぞれ独自の宗教的・学術的役割を持つ複数の学院がある。

歴史

1419

セラ僧院は、ゲルク派の開祖ツォンカパの弟子ジャムチェン・チョジェイによって1419年に創建されました。すぐにラサの「三大僧院」の一つとなり、17世紀には約5500人の僧侶が在籍し、1959年には約9000人に達しました。1947年には政治的衝突である「レティン事件」に関与し、武力衝突が起きました。1959年のチベット蜂起後、多くの僧侶がインドに逃れ、亡命先でセラ僧院が再建されました。1982年には中国政府により国家重点文化財保護単位に指定されました。

場所ガイド

1
ツォクチェン集会堂1710

1710年に建てられた主要な行政および集会堂で、漢風の金銅瓦屋根を持ち、高さ6メートルの金箔を施した弥勒仏像やその他重要な仏教像が安置されています。

2
ジザチャン学院1435

セラ僧院内で最大の僧院学院で、1435年に設立され18世紀初頭に拡張されました。広範な壁画やタンカ、多数の礼拝堂には生き仏の遺物や像が収められています。

3
メジャチャン学院1419

1419年に創設され、落雷による火災で焼失後1761年に再建された学院で、1600平方メートル以上の面積を持ち、僧院内の重要な教育拠点の一つです。

4
アバザチャン学院1419

セラ僧院唯一の密教学院で、元はツォクチェン集会堂であったものを改装したものです。2階建てで経堂と4つの礼拝堂があり、仏塔や重要な住職の記念碑があります。