イタリア風情街
Tianjin Shi
イタリア風情街は新義街とも呼ばれ、天津の河北区に位置する特徴的な観光地です。1902年にイタリア政府と天津税関当局の間で結ばれた条約により、中国で唯一のイタリア租界として誕生しました。この地域はイタリア風の庭園住宅や計画的な排水設備、クラブ、市場、警察署などのインフラが整備されました。1946年に中国政府に返還され、その後さまざまな用途に使われましたが、2000年代初頭に再活性化され、2008年に観光地として開放されました。現在では本格的なイタリア建築や石畳の通り、ダンテ広場やマルコポーロ広場などの広場を擁する4A国家観光名所として知られています。イタリア兵舎、カトリック聖心教会、イタリア文化センターなどの文化施設に加え、多数のレストランやカフェ、娯楽施設が集まっています。天津の海河に隣接し、主要な都市中心部にも近いため、天津の植民地時代の歴史と国際色豊かな特色を独自に反映した文化・レジャーの拠点となっています。
ヒント: イタリア風情街を訪れるのに最適な時期は、気候が穏やかで快適な春と秋です。訪問者は本格的なイタリア建築や魅力的な街並みを十分に楽しむために徒歩での散策をおすすめします。ピークシーズンには特別展や文化イベントのチケットを事前に購入すると良いでしょう。学生、高齢者、団体には割引が適用される場合があります。アクセスは天津地下鉄2号線の建国道一風区駅が便利で、行き来がスムーズです。
興味深い事実
- •イタリア風情街はアジア唯一の大規模なイタリア建築群です。
- •この地区は1902年に設立された中国唯一のイタリア租界でした。
- •天津で最初にアスファルト舗装された通りの一つです。
- •イタリア兵舎やカトリック聖心教会などの著名な公共建築があります。
- •『メッセージ』や『非常完美』などの有名な中国映画の撮影地となりました。
歴史
天津のイタリア租界は、1902年にイタリア領事と天津税関当局の間で締結された条約により正式に設立されました。海河沿いの埋立地にイタリア風の住宅やインフラが整備されました。20世紀初頭にはイタリア人と著名な中国の政治家が居住する名門住宅街となりました。第二次世界大戦後の1946年に租界は中国に返還され、1949年以降は政府機関や住宅として利用されました。21世紀初頭に天津市政府が保存・再開発計画を開始し、2008年に文化観光地区として復元・開放されました。
場所ガイド
ダンテ広場
イタリアの詩人ダンテ・アリギエーリにちなんで名付けられた中心広場で、イタリア風の舗装が施され、カフェやレストランに囲まれた社交と文化の拠点です。
マルコポーロ広場
ヴェネツィアの探検家マルコポーロを記念した有名な広場で、ヨーロッパ建築の要素を取り入れ、訪問者や地元の人々の人気の集いの場となっています。
カトリック聖心教会Early 20th century
イタリア租界時代に建てられた歴史的なカトリック教会で、ゴシックリバイバル建築の典型例として、地区の宗教的・文化的ランドマークとなっています。
イタリア文化センター
展示会、パフォーマンス、教育活動を通じてイタリア文化を促進し、イタリアと中国の文化交流を育む施設です。
海河音楽公園
地区に隣接する風光明媚な河畔公園で、音楽公演やレクリエーションスペースを備え、地域の文化的雰囲気を高めています。