
中国国家博物館
Beijing Shi
中国国家博物館は北京の天安門広場東側に位置し、約20万平方メートルの建築面積を誇る世界最大の博物館建築です。48の展示ホールに140万点以上の収蔵品を収め、先史時代から清朝末期までの中国の歴史を包括的に紹介しています。2003年に中国革命博物館と中国歴史博物館が合併して現在の形となり、建物自体は1959年に中華人民共和国成立10周年を記念して建てられた「十大建築」の一つです。2011年に大規模な改修を終え、展示スペースは3倍以上に拡大され、最新の展示・保管設備を備えています。常設展には、中国の近代史と共産党の業績をたどる「復興への道」と、商代の后母戊鼎や漢代の玉製棺衣など数千点の貴重な遺物を通じて中国文明の歴史を時系列で紹介する「古代中国」があります。文化遺産と政治史を融合させ、中国の豊かな歴史と国家アイデンティティを訪問者に独自の視点で伝えています。
ヒント: 混雑を避けるため、特に中国の大型連休を除き平日に訪れるのがおすすめです。入館には事前のオンライン予約が必要で、時間指定のチケットにより1日の入場者数が制限されています。主要展示の「古代中国」などでは無料のガイドツアーが定期的に実施されています。最新の展示情報や新型コロナウイルス関連の方針は公式サイトで確認してください。学生や高齢者は有効な身分証明書提示で割引が受けられる場合があります。
興味深い事実
- •中国国家博物館は単一建築物の面積で世界最大の博物館で、約20万平方メートルを占めています。
- •后母戊鼎を含む140万点以上の収蔵品があり、后母戊鼎は世界で最も重い古代青銅器で832kg以上あります。
- •「復興への道」展示は2012年に習近平が「中国の夢」という政治理念を初めて発表した場所です。
- •2021年にはパンデミックによる閉館期間があったにもかかわらず、ルーヴル美術館に次いで世界で2番目に来館者数の多い美術館でした。
- •漢代の金糸で縫われた玉製棺衣や唐代の三彩陶器など希少な遺物も収蔵しています。
- •2011年には高さ9.5メートルの孔子の青銅像が博物館北広場に設置され、天安門広場近くの文化的ランドマークとなっています。
歴史
中国国家博物館は2003年に、1959年から同じ建物を共有していた中国革命博物館と中国歴史博物館が合併して設立されました。建物自体は中華人民共和国成立10周年を記念して1959年に完成した「十大建築」の一つです。2007年から2011年にかけて大規模な改修が行われ、展示スペースが大幅に拡大され施設も近代化されました。博物館の起源は20世紀初頭に中国の歴史と革命の遺産を守るために設立された機関にさかのぼります。2024年には北京の中軸線の一部としてユネスコ世界遺産に登録されました。
場所ガイド
古代中国展
博物館の地下階にある常設展で、2026点の遺物を展示し、そのうち521点は国家一級文物に指定されています。先史時代から夏・商・周・秦・漢・唐・宋・明清といった各王朝を通じて中国文明の連続的な発展をたどります。
復興への道
アヘン戦争から中華人民共和国成立、現代に至る中国の近代史をテーマにした常設展です。中国共産党の役割と業績を強調し、政治的遺物や歴史的物語を展示しています。
連絡先
電話: 010 6511 6400