カペル橋
Luzern
スイス・ルツェルンにあるカペル橋(Kapellbrücke)は、ルー川に架かる中世の屋根付き木造歩道橋で、非常に印象的な存在です。1365年頃に都市の防衛施設の一部として建設され、ルツェルンの旧市街と新市街を結び、世界最古の現存するトラス橋でもあります。特徴的なのは、地元の画家ハンス・ハインリヒ・ヴェグマンによって17世紀に描かれた内部の一連の絵画で、ルツェルンの歴史の場面や対宗教改革期のカトリック教会の宣伝が描かれています。1993年の大火災で橋の大部分と絵画の3分の2が焼失しましたが、丁寧に修復され1994年に再開され、その文化的・歴史的価値が保たれています。橋の隣には水の塔(Wasserturm)があり、中世の八角形の塔で、刑務所や財務局など様々な役割を果たしてきました。現在もカペル橋はルツェルンの象徴であり、歴史、建築、芸術が融合した主要な観光名所として多くの人に愛されています。
ヒント: カペル橋は早朝か夕方遅くに訪れると、光の具合が良く人も少なめでおすすめです。ガイドツアーや市内共通パスのチケットは事前購入すると並ばずに済みます。シニア、学生、グループ割引が利用できる場合もあります。橋は通年アクセス可能ですが、春から初秋が散策や写真撮影に最も快適な季節です。
興味深い事実
- •カペル橋はヨーロッパ最古の木造屋根付き橋であり、世界最古の現存するトラス橋でもあります。
- •内部の絵画はヨーロッパの木造歩道橋の中でも唯一無二で、17世紀のルツェルンの歴史やカトリックの象徴を描いています。
- •隣接する水の塔は、刑務所、拷問室、市の記録庫、財務局として何世紀にもわたり使用されてきました。
- •1993年の火災で橋はほぼ全焼しましたが、8か月以内に再建され再開されました。
- •元々270メートル以上あった橋は都市開発や川岸の埋め立てにより約204.7メートルに短縮されました。
歴史
1365年頃に建設されたカペル橋は、ルツェルンの防御施設の一部としてルー川を渡り旧市街と新市街を結んでいました。隣接する水の塔は橋より約30年古く、刑務所や市の記録庫など多様な役割を担ってきました。長い年月の間に川岸の変化や都市開発により橋は短縮され、現在の長さは約204.7メートルです。17世紀の内部絵画は市議会の委託によるもので、カトリックの伝統を促進する独特の特徴でした。1993年の火災で多くの絵画と橋の大部分が失われましたが、修復作業により1994年に再開され、この歴史的なランドマークは次世代に引き継がれています。
場所ガイド
カペル橋の主通路17th century
屋根付きの木造通路には、ハンス・ハインリヒ・ヴェグマンによる三角形の17世紀の絵画があり、ルツェルンの歴史や宗教的テーマを描いています。多くの絵画は1993年の火災後に修復されました。
水の塔(Wasserturm)circa 1290
川の中ほどに立つ八角形の塔で、橋より約30年古いものです。歴史的には刑務所、拷問室、市の記録庫、財務局として使われてきました。現在は観光ショップと砲兵協会が入っていますが、一般公開はされていません。
連絡先
電話: 041 227 17 17