
バーゼル市庁舎
Basel-Stadt
バーゼル市庁舎は、地元でラートハウス・バーゼルまたはルートフースと呼ばれ、バーゼルのマルクトプラッツの中心に位置する歴史的な建物です。1504年から1514年にかけて、バーゼルがスイス連邦に加盟した後に建設され、特徴的な赤砂岩のファサードと印象的な塔を持ちます。この建物はバーゼル=シュタット州の州議会と州政府の会議が行われる場所です。建築様式は後期ゴシックとルネサンスの要素を基調とし、20世紀初頭の新ゴシック様式と新ルネサンス様式の追加も見られます。大評議会室はかつてハンス・ホルバイン(子)のフレスコ画で飾られており、その断片や下絵はバーゼルのクンストミュージアムに保存されています。市庁舎の中庭とファサードには、ハンス・ボック(父)による彫刻や絵画、ハンス・ミヒェル作のルキウス・ムナティウス・プランクスの像などが展示されています。現在も政治の中心地として活気に満ち、バーゼルの豊かな歴史と建築美を象徴しています。
ヒント: 州議会が開催される平日にバーゼル市庁舎を訪れて、活気ある政治の雰囲気を体験しましょう。訪問に最適なのは春から初秋にかけてで、マルクトプラッツは市場やイベントで賑わいます。建物の歴史や芸術について詳しく知るには、事前予約が必要なガイドツアーがおすすめです。グループ、学生、高齢者には割引料金が適用される場合があります。最新の開館時間や特別イベントについては、公式のバーゼル=シュタット州ウェブサイトを確認してください。
興味深い事実
- •赤砂岩のファサードは地元のバーゼルドイツ語で「議会の家」と「赤い家」の両方を意味する言葉遊び『ルートフース』という愛称の由来となっています。
- •ハンス・ホルバイン(子)は1522年に大評議会室にフレスコ画を描きましたが、現在は失われています。断片や図面はクンストミュージアムに保存されています。
- •1580年にハンス・ミヒェルが制作したルキウス・ムナティウス・プランクスの像が市庁舎の中庭にあります。
- •ファサードの時計は1511年にマイスター・ヴィルヘルムによって作られました。
- •ファサードには子供の戦士や勝利の天使のレリーフがあり、バーゼルの歴史的誇りと司法的役割を象徴しています。
歴史
バーゼル市庁舎の場所は1290年以来、都市の政治の中心地でした。元の建物は1356年のバーゼル地震で破壊され、その後「領主の宮殿」が建てられました。1501年にバーゼルがスイス連邦に加盟した後、現在の後期ゴシック様式の中央建物が1504年から1514年にかけて建設され、この連合を象徴しています。大評議会室は1521年にハンス・ホルバイン(子)によって装飾されました。建物は17世紀初頭と1898年から1904年の間に拡張・改修され、新ゴシック様式と新ルネサンス様式が取り入れられました。1982年には大規模な修復が完了しました。現在も州政府と議会の所在地として機能しています。
場所ガイド
大評議会室1522
1522年にハンス・ホルバイン(子)によってフレスコ画で装飾されたこの部屋は、州議会の主要な会議室として使われました。フレスコ画は失われていますが、その断片やスケッチはクンストミュージアムに保存されています。
内部中庭1580
彫刻や絵画で豊かに装飾された中庭で、ハンス・ミヒェル作のルキウス・ムナティウス・プランクスの像(1580年)やハンス・ボック(父)の作品が展示されています。
ファサードと塔20世紀初頭(塔)、1901年(絵画)
赤砂岩のファサードには子供の戦士、勝利の天使、バーゼルの紋章のレリーフが施されています。20世紀初頭に追加された塔には、ヴィルヘルム・バルマーによる旗手ハンス・ベールを描いた絵画があります。
連絡先
電話: 061 267 81 81