
ヴァルナ海軍博物館
Varna
ヴァルナ海軍博物館は、ブルガリア国立軍事歴史博物館の支部であり、ヴァルナの歴史的なシーガーデン内に位置しています。フランス人建築家アンリ・ピエールによって1890年に設計された建物に収められており、もとはカジノとして使われ、その後イタリア領事館の住居として利用されていましたが、1956年に海軍博物館となりました。約千点に及ぶ展示品は、古代からブルガリア沿岸の海事史を年代順にたどり、石の錨、海軍武器、船の装備品、海から引き揚げられた部品などの本物の遺物を含んでいます。特に、20世紀初頭に建造された唯一保存されている魚雷艇ドラズキは、博物館の最も貴重な展示品として知られています。訪問者は、古代船の貨物室や18世紀の軍艦の砲甲板の復元展示も体験でき、視覚・音響効果により歴史的な海戦の臨場感を味わえます。屋外展示には、機雷、錨、大砲、ヘリコプター、そしてブルガリア初の単独世界一周航海で有名なヨット「コル・カロリ」も含まれています。この博物館はブルガリアの海軍遺産を反映する重要な文化史的施設であり、ヴァルナの主要なランドマークかつ憩いの場であるシーガーデンの一部です。
ヒント: ヴァルナ海軍博物館を訪れるのに最適な時期は、隣接するシーガーデンの散策も快適な暖かい季節です。最新の開館時間や特別イベントについては、博物館の公式ウェブサイトを確認するか電話で問い合わせることをおすすめします。チケットは事前購入できる場合や、シーガーデン内の他の施設とのセット割引があることもあります。海軍史に興味がある方は、屋内外の展示をじっくり見学するために十分な時間を確保してください。
興味深い事実
- •博物館には20世紀初頭に建造された世界で唯一保存されている魚雷艇ドラズキが所蔵されています。
- •博物館が入る建物はもともとカジノで、その後イタリア領事の住居として使われていました。
- •屋外展示には2機のヘリコプターと、ブルガリア初の単独世界一周航海に使われたヨット「コル・カロリ」が含まれています。
- •博物館のコレクションには、アルゴナウタイやトロイ戦争の時代に関連する古代の石の錨も含まれています。
- •博物館はバルカン半島最大の造園公園であり、ヴァルナの主要な文化的ランドマークであるシーガーデンの一部です。
歴史
この博物館の起源は1883年にドナウ艦隊の将校たちが海事遺物の収集を始めたことに遡ります。最初の一般公開展示は1923年に開かれました。現在の博物館建物は1890年に建てられ、様々な用途を経て1956年に国防省のもとで海軍博物館となりました。1973年には展示開始50周年を記念してキリル・メトディウス勲章一等を授与されました。数十年にわたりコレクションを拡充し、ブルガリアの国民的観光名所の一つとなり、重要な海軍遺産を保存しています。
場所ガイド
魚雷艇ドラズキearly 20th century
ドラズキは博物館の看板展示であり、20世紀初頭に建造された唯一保存されている魚雷艇です。ブルガリア海軍史において重要な役割を果たしました。
古代船の貨物室復元
この展示は、アンフォラが積まれた古代船の貨物室を再現し、ブルガリア沿岸における初期の海上交易や航海の様子を理解する手助けをします。
18世紀軍艦の砲甲板18th century
18世紀の帆船軍艦の砲甲板を復元した展示で、絵画パネルや写真、音響効果により海戦の臨場感を演出し、戦闘艦としての船の姿を示しています。
屋外の海軍砲兵・装備コレクション
博物館の屋外展示には機雷、錨、艦砲、2機のヘリコプター、そしてブルガリア初の単独世界一周航海で知られるヨット「コル・カロリ」が含まれ、屋内コレクションを補完しブルガリアの海軍軍事遺産を紹介しています。
連絡先
電話: 052 731 523