
Haus des Meeres
Wien
Haus des Meeresは、ウィーンのマリアヒルフ地区に位置する、かつての第二次世界大戦のコンクリート製高射砲塔を利用した特別な公共水族館兼テラリウムです。この威圧的な建物は1943年から1944年にかけて防空塔として建設され、現在は8,000平方メートル以上の面積に1万匹以上の動物を収容しています。訪問者は、ピラニアやウミガメ、サンゴなどの地中海や熱帯の海水・淡水種をはじめ、爬虫類、熱帯の鳥類、コウモリ、サルなどを熱帯の家で観察できます。塔は11階建てで、大型の海水水槽からテラリウム、そしてウィーンのパノラマビューが楽しめる屋上展望台まで多彩な展示があります。上層階には建物の戦時中の歴史を紹介する小さな博物館も併設されています。非営利団体Aqua Terra Zooが運営し、年間数十万人の来訪者を集めるHaus des Meeresは、自然科学、歴史、都市の野生動物体験を独特の建築空間で融合させた施設です。
ヒント: 混雑を避けるため、平日や早朝の訪問がおすすめです。特に休日や週末はオンラインでの事前予約が推奨されます。屋上テラスのレストランではウィーンの景色を楽しみながら休憩できます。公共交通機関でのアクセスが便利で、動物の給餌や教育プログラムも予定されています。団体、家族、学生向けの割引もあります。最新の営業時間や特別イベントは公式ウェブサイトでご確認ください。
興味深い事実
- •Haus des Meeresは第二次世界大戦の高射砲塔を利用した施設で、軍事建築の再利用例として非常に珍しい。
- •塔の高さは47メートルで、かつてはヴュルツブルクのレーダードームが頂上にありました。
- •熱帯および地中海の生息地から1万匹以上の水生・陸生動物を飼育しています。
- •施設内にはバリアフリーで自由に飛び回る鳥やサルが見られる熱帯の家があります。
- •ローレンス・ウィーナーによる『Smashed to Pieces .. In the Still of the Night』という戦争追悼の記念アート作品が塔に設置されています。
- •年間60万人以上の来訪者を集め、ウィーンで最も人気のある観光スポットの一つです。
歴史
Haus des Meeresが入る塔は、第二次世界大戦中の1943年10月から1944年7月にかけて、ウィーンの防空用コンクリート高射砲塔として急速に建設されました。戦後はユースホステルや消防署など様々な用途に使われました。1957年にボランティアが塔の一部を水族館に改装し始め、その後数十年かけて徐々に拡大しました。1990年代後半から2000年代初頭には、多数の階にわたる水生・テラリウム展示、熱帯の家、屋上テラスが整備されました。建物には1991年に戦争とファシズムに反対する記念アート作品も設置されています。現在、Haus des Meeresは歴史と野生動物保護・教育を融合した独自の文化・科学施設として知られています。
場所ガイド
海水水族館
ピラニアやウミガメ、サンゴなど地中海や熱帯の海洋生物を展示し、多様な水生生態系を紹介する大型水槽です。
テラリウムと熱帯の家2000
ヘビやトカゲ、ワニなどの爬虫類に加え、熱帯の鳥類、コウモリ、サルが温室のような環境で自由に動き回る様子を展示しています。
屋上展望デッキ
旧高射砲塔の最上階にある屋外テラスで、ウィーンのパノラマビューを楽しめます。屋上レストランでは景色を眺めながら食事ができます。
第二次世界大戦高射砲塔博物館1943-1944 (original tower)
10階にある小さな博物館で、高射砲塔の指令室を再現し、戦時中の歴史や建築的特徴を展示しています。週末に予約制で公開。
連絡先
電話: 01 5871417