
ザルツブルク大聖堂
Salzburg
ザルツブルク大聖堂(Salzburger Dom)は、オーストリアのザルツブルクに位置する17世紀のバロック様式の著名な大聖堂です。聖ルパートと聖ヴェルギリウスに捧げられており、774年に聖ヴェルギリウスによって創建された以前の教会の跡地に建っています。現在の大聖堂は1614年から1628年にかけて、建築家サンティーノ・ソラリの指導のもと、イタリアのバロック様式に触発された大司教ヴォルフ・ディートリヒ・フォン・ライテンアウの依頼で建設されました。大理石の壮大なファサード、大きなドーム、広々とした内部空間が特徴で、特に合唱席と身廊が目を引きます。1756年にはヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの洗礼の地として歴史的に重要で、当時のゴシック様式の洗礼盤も保存されています。第二次世界大戦中には爆弾によってドームが破壊されましたが、1959年までに完全に修復されました。ザルツブルクのユネスコ世界遺産に登録された歴史的中心地の一部を成し、近隣のレジデンツや聖ペーター修道院とドーム広場を囲むアーケードのアーチで建築的に結ばれています。大聖堂の基礎にはローマ時代の遺構も含まれており、その下の考古学的遺跡で見ることができ、宗教的・文化的・歴史的遺産が融合したユニークな存在です。
ヒント: ザルツブルク大聖堂を訪れるなら、混雑を避けて静かな雰囲気を楽しめる午前中か夕方がおすすめです。ガイドツアーや特別イベントのチケットはオンラインで事前購入が可能です。学生証やシニアカードを提示すると入場料が割引になる場合があります。公共交通機関でアクセスでき、オーディオガイドも利用できることが多いです。公式ウェブサイトで開館時間や特別な礼拝行事、特に聖ルパートの日(9月24日)を確認してください。
興味深い事実
- •ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトは1756年1月28日にザルツブルク大聖堂で洗礼を受けました。
- •大聖堂の基礎には、その下にあるローマ時代のユヴァウムのフォーラムの考古学的遺構が含まれています。
- •大聖堂のドームは第二次世界大戦中の1944年に爆弾で破壊され、1959年までに修復されました。
- •大聖堂は聖ルパートと聖ヴェルギリウスに捧げられており、聖ヴェルギリウスが774年に最初の教会を創建しました。
- •大聖堂のバロック様式のデザインはイタリアの建築家ヴィンチェンツォ・スカモッツィの影響を受け、サンティーノ・ソラリによって完成されました。
歴史
この場所に最初に建てられた教会は774年に聖ヴェルギリウスによって創建され、ローマ時代の都市ユヴァウムの遺構の上に建てられました。その後、842年の火災後や1000年頃の拡張など、何度か再建が行われました。ロマネスク様式のバシリカは1598年に損傷を受け、大司教ヴォルフ・ディートリヒ・フォン・ライテンアウが全面的なバロック様式の再建を命じました。現在の大聖堂は1614年に建築家サンティーノ・ソラリのもとで建設が始まり、1628年に完成しました。1628年9月24日に献堂式が行われました。第二次世界大戦中の1944年にドームが爆撃で大きな被害を受けましたが、1959年までに修復されました。大聖堂はザルツブルクの重要な宗教的・文化的記念碑として現在も存在しています。
場所ガイド
主身廊と合唱席1628
大聖堂の中央部には広々とした身廊と合唱席があり、バロック建築の要素と大理石の装飾が見られます。合唱席には祭壇が置かれ、典礼の中心となる場所です。
洗礼盤14世紀
14世紀に遡るゴシック様式の洗礼盤で、モーツァルトが洗礼を受けた歴史的な洗礼盤です。大聖堂内に保存されている数少ない中世の遺物の一つです。
大聖堂のドーム17世紀(1959年修復)
大聖堂のシルエットを特徴づける大きな中央ドームは、交差部で高さ33メートルあり、バロック建築の重要な要素です。1944年の爆撃で破壊されましたが、1959年までに綿密に修復され、市の復興の象徴となっています。
ドーム地下考古学遺跡
大聖堂の地下で行われた発掘調査により、ローマ時代のユヴァウムの基礎やモザイクが明らかになり、ザルツブルクの古代史への洞察を提供しています。
大聖堂のファサードとドーム広場17世紀
大理石の白いバロック様式のファサードはドーム広場に面しており、大聖堂、レジデンツ、聖ペーター修道院によって囲まれた独特の閉鎖的な広場で、アーケードのアーチでつながっています。
連絡先
電話: 0662 80476640