
ロサリオ=ビクトリア橋
Santa Fe
ロサリオ=ビクトリア橋は、正式名称をプエンテ・ヌエストラ・セニョーラ・デル・ロサリオといい、アルゼンチンのサンタフェ州ロサリオ市とエントレリオス州ビクトリア市を結ぶ重要なインフラです。この広大な道路連絡路は、パラナ川とそのデルタの島々を横断する複数の橋梁、高架橋、埋立区間から構成されています。主な斜張橋は中央支間長350メートル、全長4,098メートルに及びます。大量のコンクリート、鉄鋼、アスファルトを用いて建設され、アルゼンチンの経済危機による資金中断を乗り越えて完成した土木技術の傑作です。西側のアクセスはロサリオ北部のグラナデーロ・バイゴリア付近に位置し、経済的に重要な2地域間の商業・交通の要衝となっています。橋梁群はロサリオ近辺で片側2車線の高速道路区間を含み、ビクトリア側へは片側1車線の道路となっています。大型船舶が通過できるように高架橋となっており、橋脚は船舶衝突に耐える設計です。ロサリオ=ビクトリア橋は、従来のヘルナンダリアス地下トンネルに頼っていた交通を大幅に改善し、パラナ川を越える輸送効率を高めました。
ヒント: 訪問者は、景観の良い川の眺めと安全な通行のために日中の通行を検討すると良いでしょう。公共交通機関の利用も可能ですが、通行料の支払いと交通状況を事前に確認することをお勧めします。歩行者用の特別なチケットは不要で、主に車両用の橋です。交通情報や橋の保守スケジュールをチェックして遅延を避けると便利です。
興味深い事実
- •ロサリオ=ビクトリア橋の主な斜張橋の中央支間長は350メートルで、大型船舶が下を通過可能です。
- •橋梁群の総延長は約59.4キロメートルで、高架橋や埋立区間を含みます。
- •正式名称はプエンテ・ヌエストラ・セニョーラ・デル・ロサリオで、ロサリオの聖母にちなんでいます。
- •橋脚は川を航行する最大級の船舶であるケープサイズ船の衝突に耐えられるよう設計されています。
- •建設には約25万立方メートルのコンクリートと6万3千トンの鉄鋼が使用されました。
歴史
ロサリオとビクトリアをパラナ川越しに橋で結ぶ構想は20世紀初頭にアンヘル・ピアッジョによって提案されました。長い間構想されていたものの、建設は1997年に本格的に始まりました。資金不足により特に2001年のアルゼンチン経済危機時に幾度か中断がありましたが、橋は2003年5月22日に完成し一般交通に開放されました。それ以来、サンタフェ州とエントレリオス州を結ぶ重要な連絡路として機能し、ヘルナンダリアス・トンネルやサラーテ=ブラソ・ラルゴ橋など他の主要なパラナ川横断路と補完関係にあります。
場所ガイド
主な斜張橋2003
ロサリオ=ビクトリア橋群の中心的構造で、350メートルの中央支間と高さ126メートルの橋脚を備えています。大型船舶の航行を可能にし、高度な土木技術で建設されました。
西側高架橋とアクセス2003
ロサリオ近郊の西側接続部にある高架橋区間で、片側2車線の高速道路と歩道を備えています。プレキャストビームと鉄筋コンクリート床版で構成されています。
東側高架橋とアクセス2003
ビクトリア方面へ伸びる東側高架橋は、高さの異なる4区間で構成され、低い区間と高架区間があります。ビクトリア近郊の州道11号線に接続し、片側1車線の交通を支えています。