King Mosque(エルバサン・モスク)
Elbasan
King Mosqueは、スルタン・バイエジッド・モスクとも呼ばれ、アルバニアのエルバサン城内に位置する歴史的なオスマン様式のモスクです。1492年から1502年の間にスルタン・バイエジッド2世の庇護のもと建設され、国内で最も古い現役のモスクの一つとして知られています。モスクは約12メートル四方の正方形の礼拝堂を特徴とし、木造の屋根で覆われ、内部は3本の柱で支えられた木製のポーチで区切られています。タイル葺きの屋根を持つポーチは伝統的なオスマン建築のデザインを引き立てています。ミナレットは元々高さ14メートルでしたが、共産主義時代に一部破壊され、2013年に再建されました。このモスクは礼拝の場であるだけでなく、アルバニアにおけるオスマン帝国の遺産を象徴する文化的シンボルでもあります。エルバサンで最も利用者の多いモスクであり、1948年からアルバニアの文化的記念物として認定されています。建物は歴史的・建築的な価値を保つために大規模な修復が行われ、ミナレットの再建や外観の改修が含まれています。
ヒント: 訪問者はKing Mosqueを日中に訪れることをおすすめします。建築の細部や周囲のエルバサン城の景観を十分に楽しめます。礼拝時間や地元のイベントによるアクセス制限がないか事前に確認すると良いでしょう。入場券や入場手続きは通常不要ですが、礼拝所であるため敬意を持った行動と適切な服装が求められます。2013年に修復が行われており、良好な状態で見学できます。早春や秋はモスク周辺や城跡の散策に適した快適な気候です。
興味深い事実
- •King Mosqueはアルバニアで最も古い現役モスクの一つであり、ドゥラスのFatih Mosqueに次ぐ古さです。
- •ミナレットは元々高さ14メートルで、共産主義時代に部分的に破壊され、2013年に再建されました。
- •1967年の共産主義政権下で政治教育センターに転用されました。
- •礼拝堂内には3本の柱で支えられた独特の木製ポーチがあります。
- •エルバサン市内で最も利用者が多いモスクです。
歴史
King Mosqueは1492年から1502年にかけてオスマン帝国のスルタン・バイエジッド2世によって建設され、スルタン・メフメト2世にちなんで命名されました。エルバサン城の南門近くに位置し、アルバニアで最も初期のオスマン様式のモスクの一つとされています。エンヴェル・ホッジャの共産主義政権下では1967年に政治教育センターに転用され、1979年にはミナレットが部分的に破壊されました。修復作業は2013年に完了し、ミナレットの完全再建とモスクの改修が行われ、元の機能が復活し歴史的意義が保存されました。
場所ガイド
礼拝堂1492-1502
約12メートル四方の正方形のホールで、木造の屋根に覆われ、3本の柱で支えられた木製ポーチで内部が区切られています。南壁にはミフラーブがあり、木製のミンバルも備えています。窓は二段に配置され、自然光を取り入れています。
タイル葺きのポーチ1492-1502
モスクの入口ポーチは伝統的なタイル葺きの屋根を持ち、礼拝堂に入る前の移行空間として機能し、オスマン建築の様式を反映しています。
ミナレット1492-1502, rebuilt 2013
元々高さ14メートルのミナレットは共産主義時代に部分的に破壊され、2013年に完全に再建されました。石造の基部は石とレンガを交互に積み上げたオスマン様式の特徴を持ち、円錐形の頂部は鉛板で覆われています。